知らないと危険!コーヒー豆のカビの見分け方を徹底解説【原因と対策】

悩む人
コーヒー豆のカビの見分け方が知りたいです。
カビを防いで長持ちする方法はありますか?

こんな疑問に答えます。

【もくじ】

  1. コーヒー豆のカビの見分け方
  2. コーヒー豆がカビる原因とは
  3. コーヒー豆のカビを防ぐ方法

本記事を書いている僕は、これまでに読んだコーヒー本は15冊以上。
コーヒーショップで働いていた経験もあります。

今回は、コーヒー愛好家の僕が「コーヒー豆のカビを防いでいつまでも美味しい状態で保存する方法」について解説します。

コーヒー豆のカビの見分け方

コーヒー豆のカビの見分け方

コーヒー豆のカビを見分けるときは、次の点に注意しましょう。

【カビたコーヒー豆の特徴】

  • 色が白っぽい
  • 色が赤っぽい
  • 色が緑っぽい
  • カビ臭い
  • 黒い点がある

ひとくちにカビと言っても、身の回りにはたくさんの種類のカビが生息しています。
これらの中には、人間の生活に欠かせない有益なカビから害をもたらすものまでさまざま。

ただし、コーヒー豆で見られるカビは害をもたらすものがほとんどなので、なるべく避けたいところ。

コーヒー豆で見られるカビの中でも代表的な4つの特徴を解説します。

白カビ

食べ物や建材など、至る所に発生する白くてフワフワしたカビです。

白カビにもいくつか種類があって、中には強いカビ毒を産生するものもあるので、吸い込まないように注意しましょう。

赤カビ

赤カビは「フザリウム」と呼ばれる植物病原菌のひとつで、植物を枯らしたり腐敗させる作用を持ちます。

それだけでなく、人間や家畜に有毒な「マイコトキシン」というカビ毒を産生します。

コーヒー豆に赤カビが見られたら、絶対に使わずに捨てるようにしましょう。

緑カビ

トリコデルマ」や「ツチアオカビ」とも呼ばれる緑色の粉っぽいカビです。

家の中でも湿気の多い場所でよく見られ、腐敗を引き起こします。

特に木造住宅では、梅雨の時期になると毎年発生するので5月から7月にかけては要注意。

黒カビ

黒カビは、カビの中でも最も一般的なもののひとつ。
家の中のさまざまな場所に存在しています。

代表的なものは「クラドスポリウム」という土壌菌で、空気中にも浮遊しています。

黒カビは結露のたまりやすい場所や空気の流れが滞留しやすい場所など、家の中ならどこにでも発生する可能性があります。

コーヒー豆がカビる原因は「湿気」

悩む人
コーヒー豆がカビる原因は?
時期によっても変わるのかな?

コーヒー豆がカビる主な原因は湿気です。

5月から7月にかけての梅雨の時期、8月から10月にかけての秋雨の時期は特に注意が必要。

ジメジメした季節はいくら気をつけていてもカビが生えてしまうこともありますから、コーヒーを淹れる前に豆の状態をチェックすることをおすすめします。

コーヒー豆のカビを防ぐ方法【今すぐできる3つの対策】

コーヒー豆のカビを防ぐ方法【今すぐできる3つの対策】

コーヒー豆のカビを防ぐには、湿気対策がなにより重要。

【今すぐできるカビ対策】

  • コーヒー豆は密閉容器で保存
  • 開封後は、なるべく早く消費する
  • 除湿器を使って部屋の湿度を低めに保つ

理想は密閉容器で保存し、コーヒー豆を保管する部屋の湿度を50%程度に保つこと。
しかし、エアコンを設置したり除湿器を買うとなるとお金がかかりますよね。

安く抑えたいという人は、コーヒー豆専用の容器だけでも用意しておくことをおすすめします。

カビたコーヒー豆は、おいしくないだけでなく体にもよくありません。できる限りの対策をして、常に良好な状態のコーヒー豆を使用しましょう。