イチイチはかるのは面倒だから、もっと楽な方法を知りたいです。
こんな疑問に答えます。
- コーヒー豆一人分の量が分かる
- 時短&簡単なはかり方が分かる
おいしい珈琲を淹れるためには、豆の量・お湯の量・抽出時間をきちっと守ることが大切。
今回は、豆の量を正確にはかるために、コーヒー豆一人分の量を具体的に解説します。
「いちいち豆の重さをはかるのは面倒くさい」という人のために、時短&簡単な方法も紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
コーヒー豆一人分の量について
実はコーヒー豆一人分の量に、絶対的な正解はありません。
とはいえ一定の目安を知っておくと、自分なりに味のコントロールができるので、珈琲を淹れるのがさらに楽しくなりますよ。
- グラム
- 豆の粒
- 大さじ
3つの基準で一人分の量について解説します。
コーヒー豆一人分は何グラム?
コーヒー豆の量は、お湯100グラムあたり6〜8グラムとするのが一般的。
これより豆の量を増やすと濃厚に、逆に豆の量を減らすとスッキリした味になります。
いまいちピンとこないなぁ
こんな人も多いはず。
そういうときは、コーヒーカップやマグカップなど、容器ごとに基準を決めておくといいですよ。
なぜかというと、一人分といっても容器によってお湯の量は変わるからです。
容器別のお湯の量 | 一人分の豆の量 |
---|---|
コーヒーカップ(120mL) | 7.2〜9.6グラム |
マグカップ(240mL) | 14.4〜19.2グラム |
タンブラー(350mL) | 21〜28グラム |
マグカップやタンブラーは容量が大きいため、一人分のコーヒー豆の量も増えます。
コーヒーカップ基準で淹れると、薄いコーヒーになってしまうので注意してくださいね。
コーヒー豆一人分は何粒?
コーヒー豆一人分は何粒なのか?
実際に数えてみました。
結果、「60〜70粒で10グラム」を目安にすれば大丈夫です。
もちろん、豆の種類や焙煎度合いによって一粒一粒の重さは異なります。
なので多少の誤差はありますが、10グラムあたり60〜70粒くらいを目安にしておけばOKです。
コーヒー豆一人分は大さじ何杯?
基本的に大さじ一杯は15グラム。
しかしこれはあくまで水の場合で、コーヒー豆だともう少し軽くなります。
実際にはかってみたところ、
という結果になりました。
ただし、このやり方には注意点も。
大さじで豆をすくうのが意外と難しく、重さにバラツキもありました。
なので美味しいコーヒーを淹れるためにも、これから紹介する2つの方法で豆をはかることをおすすめします。
コーヒー豆一人分のはかり方
冒頭でも述べましたが、おいしい珈琲を淹れるためには「豆の量を正確にはかること」が必須です。
キッチンスケールが最も正確
一人分の重さを正確にはかるには、キッチンスケールを使うと確実です。
グラム数がはかれるものなら何でもいいのですが、できれば小数点第一位まではかれるものを用意しましょう。
意外と便利で、料理するときにも使えるので、一つは持っておくといいですよ。
ちなみに僕が使っているのはHARIO(ハリオ) V60ドリップスケール。
スケールにしては高いですが、どうせならいいものを使おうと思って買いました。
存在感があって映えるので、とても気に入ってます。
3,000円以内で買える良いスケールもたくさんあるので、ご自宅でハンドドリップをする人はこれを機会に買っておきましょう。
少なくとも1年以上は使えるのでコスパもいいです。
面倒な人はメジャースプーンでもOK
とはいえ、スケールではかるのは面倒くさい…という人は、コーヒー用のメジャースプーンでも代用可能。
もちろん、コーヒー用スケールの方が正確で便利なのですが、メジャースプーンでも大丈夫です。
ただ一つだけ注意して欲しいのが、メーカーによって一杯あたりのグラム数が違うこと。
主なメーカーとグラム数の比較を表にまとめたので、参考までにどうぞ。
メーカー | 一杯あたりのグラム数 |
---|---|
メリタ | 8グラム |
カリタ | 10グラム |
ハリオ | 12グラム |
コーノ | 12グラム |
メジャースプーンを選ぶときは、使い勝手だけでなくデザイン性にも注目するといいですよ。
やっぱり毎日使うものなので、眺めているだけでワクワクするような、そんな素敵なものを選びましょう。
僕はカリタの銅製コーヒーメジャーを使っていますが、これを選んだ理由は高級感のあるデザイン性に一目惚れしたから。
メジャーは数百円で買えるので、いくつかコレクションするのも楽しいですよ。
あなた好みの豆の量を追求しよう
記事の内容をまとめます。
- コーヒー豆の量は「お湯100グラムあたり6〜8グラム」が目安
- コーヒー豆60〜70粒で10グラム
- コーヒー豆大さじ一杯で10グラム
- タイマー付きスケールが最も正確
- メジャースプーンでもOK
豆の量を正確にはかることは、珈琲の味をコントロールするために必要不可欠なこと。
記事で紹介した目安を参考に、豆の量を増やしたり減らしたりして、いろいろ試してみてくださいね。
あなた好みの「これだ!」と思える黄金比率を見つけましょう!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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今後も珈琲に関する有益な情報を提供していくので、よろしくお願いします。