クロロゲン酸はコーヒーに含まれる抗酸化物質(ポリフェノール)の一種。コーヒーに含まれる栄養の中でも、カフェインと並んで特に重要な成分です。本記事では、クロロゲン酸の効果について、分かりやすく解説していきます。
クロロゲン酸の効果とは?
先日に、下記のようなツイートをしました。
【クロロゲン酸の効果とは?】
・カフェインの副作用をふせぐ
・炎症を軽減する「コーヒーポリフェノール」とも呼ばれ、高い抗酸化作用をもつクロロゲン酸。
イライラを抑え、心拍数を安定させ、不安感を軽減してくれます。コーヒーを飲むとリラックスした気持ちになるのは、クロロゲン酸のおかげ😌
— やす|珈琲愛好家×愛犬家 (@WiD7yFaA3oa53nd) September 25, 2020
クロロゲン酸とはコーヒーに含まれる抗酸化物質の一つ。
「コーヒーポリフェノール」とも呼ばれ、コーヒーの栄養効果を語るうえで欠かせない存在です。
クロロゲン酸にはさまざまな効果がありますが、代表的なのは次の2つ。
- カフェインの副作用をふせぐ
- 炎症を軽減する
どちらも非常に重要な効果で、上手に取り入れることで生活の質を高めることができますよ。
カフェインの副作用をふせぐ
クロロゲン酸には、カフェインの興奮作用をふせぐ効果があります。
- イライラする
- 耳鳴りがする
- 血圧が上がる
- 心臓がバクバクする
- 不安を感じやすくなる
カフェインには、「認知機能を高める・身体能力を高める・集中力を高める」など多くのメリットがある一方、上記のような副作用もあります。
この副作用を軽減してくれるのがクロロゲン酸。クロロゲン酸を摂ることで心が落ち着き、心拍数も安定しやすくなるという研究結果も出ています。
コーヒーにはリラックス効果があると言われていますが、これもクロロゲン酸による効果の一つですね。
炎症を軽減する
いわゆる「抗炎症作用」と呼ばれる効果です。体内の炎症を抑えることで、さまざまな病気の予防になります。
体内にはエイコサノイドという、炎症や免疫作用を調整する分子があり、これには善玉と悪玉があります。クロロゲン酸は善玉エイコサノイドを増やすことで抗炎症作用を示します。
悪玉エイコサノイドとは?
悪玉は「前炎症性エイコサノイド」といい、腫れや痛みの原因になります。
善玉エイコサノイドとは?
善玉は「抗炎症エイコサノイド」といい、炎症と痛みを和らげます。
クロロゲン酸は、抗炎症エイコサノイドのレベルを上げることで、体内の炎症を沈静化してくれます。小さな炎症であっても蓄積すると老化につながるので、できることなら避けたいところ。
クロロゲン酸のようなポリフェノールを毎日摂取することは、アンチエイジングにも効果的と言えますね。
クロロゲン酸の副作用について
クロロゲン酸の副作用として、よく報告されているのは便秘です。クロロゲン酸を摂りすぎるとお腹がゆるくなることが分かっています。
ただし、適量のコーヒーであれば全く問題ないので、それほど心配する必要もないかと思います。
コーヒー以外で抗酸化物質を多く含む食品
クロロゲン酸はコーヒー豆中に5~10%ほど含まれ、これによりコーヒーは非常に抗酸化作用の高い飲みものとして知られています。参考までに、下のグラフをご覧ください。
コーヒー以外にも抗酸化物質を含む食品はたくさんありますが、コーヒーの抗酸化力がダントツで高い。
コーヒーが苦手な人は、紅茶やチョコレートなどから抗酸化物質を摂るという選択もできますが、余計な糖質・脂質まで摂ることになるので、そこだけは注意してくださいね。心配な人はサプリメントから摂取するのもアリ。
クロロゲン酸サプリってどうなの?おすすめは1つだけ
クロロゲン酸をサプリメントから摂取したいという人には、Mideco Organicsの有機JAS認証グリーンコーヒービーンパウダーがおすすめ。
40代・女性
使用し始めたばかりなので、結果はまだお伝えできませんが、飲み物に加えるだけなのでコーヒーやお茶、何にでも私は入れていますし、味てきにも余り違和感を感じません。簡単なので私でも続けられそうですので、これからも使用して結果を期待したいです。
20歳・男性
シリアルなどと一緒に摂取しています。思っていたよりも飲みやすかったです。
余計な成分が一切入っておらず、良質なクロロゲン酸のみを摂取できます。
クロロゲン酸の効果を知って生活の質を高めよう
今回は、クロロゲン酸の効果について解説しました。このような抗酸化物質を摂ることは、アンチエイジングに効果的なだけでなく、いつまでも元気に過ごすために大切です。
コーヒーでもサプリでもどちらでもいいので、クロロゲン酸のような抗酸化物質を摂る習慣をつけましょう。