- コーヒーってダイエット効果あるのかな?
- カフェインには脂肪燃焼効果あるって聞いたけどホント?
- 何杯飲めば効果的なのか、教えてください!
こんな疑問に答えます。
今回は、意外と知らないコーヒーのダイエット効果についてのお話です。
1日何杯飲めばいいのか?飲みすぎるとどうなるのか?多くの人が抱える疑問を1つずつ丁寧に解説していきます。
さらに記事の後半では、ダイエットに効果的なコーヒーの飲み方も紹介。
普通のダイエットはなかなか続かない…という方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
コーヒーダイエット、何杯飲めば効果的?
コーヒーにはカフェインという成分が豊富に含まれています。
カフェインは非常に優秀な成分で、適量であれば「ダイエット効果・集中力アップ」など、さまざまな嬉しい効果を発揮してくれます。というわけで、まずはカフェインの効果について見ていきましょう。
カフェインのダイエット効果について
カフェインがダイエットに効果的と言われるのは理由があります。
- 脂肪燃焼効果がある
- 下半身の筋トレ効果アップ
ダイエットが成功するか否かに関わるほど重要、といっても過言ではないと思います。
カフェインには脂肪燃焼効果がある
カフェインを摂取すると、代謝が良くなります。血液の流れが良くなり、からだのすみずみまで酸素が送られます。
要するに、脂肪燃焼には酸素が必要ということ。有酸素運動が効果的と言われるのも、実はこういった原理なんですね。
カフェインを摂ると下半身の筋トレ効果アップ
カフェイン摂取により、下半身の筋トレ効果が高まるという研究結果も出ています。
マットグロッソ連邦大学の研究によると、カフェインを摂取したグループで、なんと約22%も筋トレ効果が高まったということが明らかになりました。
筋肉量が増えると、基礎代謝量が上がるため、さらに痩せやすい体質になります。
おすすめは1日何杯?どのタイミングで飲めばいい?
コーヒーを飲む量や飲むタイミングも重要です。
1日3杯がおすすめ
コーヒーは1日3杯を目安に飲むと効果的。もちろん、個人差はありますがこれまでの研究によると1日3杯のコーヒーを飲む人は体の健康レベルが高いという結果が出ています。
もっと厳密に言うと、体重1キロあたり6ミリグラムのカフェインを摂取すると効果的です。例えば、体重60㎏の人なら360mgのカフェインをとるとダイエット効果などが期待できます。
計算する際は、コーヒーカップ1杯でカフェインがおよそ100ミリグラムというのを目安にするとよいです。
さらに、飲むタイミングも重要。「どうせ飲むなら効率よく飲みたい!」という人は、運動の30分前に飲むことをおすすめします。
運動の30分前に飲むと効果的
運動する30分前にコーヒーを飲むと、何もせず運動した時と比べて痩せやすくなります。先ほども述べた通り、カフェインには脂肪燃焼効果や下半身の筋トレ効果を高めてくれる作用があるからです。
カフェインのダイエット効果を最大限に発揮したい方は、HIITと組み合わせると爆発的に脂肪を燃やすことができます。
HIIT(高強度インターバルトレーニング)とは、不完全回復をはさみながら高強度・短時間の運動を繰り返すトレーニング方法です。
体脂肪が落ちると話題の筋トレで、多くのアスリートも実践しています。
「コーヒー×HIIT=最強のダイエット法」といっても過言ではないかと思います。
飲みすぎはNG。何杯までなら大丈夫?
とはいえ、コーヒーの飲みすぎはよくないです。
どんなに多くても、1日5杯程度に抑えておくべきでしょう。
メリットが大きいのは1日5杯まで
コーヒーにはメリット・デメリットがありますが、良いところだけを取り入れたいのであれば、1日3~5杯が適量です。
カフェイン耐性がある人でも、飲みすぎるとお腹を壊したり、体調不良の原因になる場合があります。
飲みすぎると体調不良の原因に…。
「コーヒーを飲むと頭がいたくなる」という人も、少なくありません。コーヒーの飲んで具合が悪くなったときは、すぐに飲むのをやめましょう。
1日3杯が適量といいましたが、1杯でも効果はありますから、無理のない範囲で楽しむのが一番だと思いますよ。
ダイエットに効果的なコーヒーの飲み方
それでは、ここからはダイエット効果を最大限に引き出すコーヒーの飲み方について解説していきます。
- 浅煎りのドリップコーヒー
- お湯の温度は80℃が目安
- 午前中に飲むと効果的
ここらへんを意識するとよいです。順番に解説します。
浅煎りのドリップコーヒー
浅煎り豆の方が、カフェイン量が多くなります。
これは、深煎り豆は水分が蒸発したり成分が気化して軽くなる一方、体積は増えるため。つまり、コーヒー豆1粒あたりが大きくなるので、計量スプーンですり切り1杯とると豆の数が少なくなり、結果としてカフェイン量も減少するというわけ。
カフェインを多めに摂りたい時は、浅煎り豆を使うか、少し多めの深煎り豆を使うようにしましょう。
お湯の温度は80度が目安
お湯の温度まで気にする人って意外と少ないのですが、実はけっこう重要。コーヒーを淹れるときのお湯は80度くらいがベストです。
沸騰してすぐのお湯を使うとコーヒー豆のえぐみまで抽出されてしまい、不味いコーヒーに仕上がります。お湯は沸騰したら一度、別のケトルにうつし、それから使うとちょうど80℃くらいになります。
ヤカンとケトル2つ使うのは面倒くさいという人は、キッチンに温度計を1つ用意しておくと便利です。コーヒーを淹れるときだけでなく、料理するときにも意外と役立ちます。
午前中に飲むと効果的
記事の前半で、カフェインには脂肪燃焼効果があると説明しましたが、とはいえ全く動かなければ体脂肪は燃えません。
たぶん、多くの人は午前中から昼にかけてが最も活動的な時間帯ですよね。よく動けば動くほど脂肪は燃焼していくので、午前中にコーヒーを飲むとダイエットにも効果的です。
しかも、コーヒーには集中力を高める作用もあるので、午前中の作業効率もアップします。どうせ飲むなら、コーヒーの効果を最大限に発揮する飲み方をしましょう。
コーヒーダイエットまとめ
- 運動する30分前に飲むと効果的
- 1日3杯が適量
- 午前中に飲むとダイエット効果&集中力アップ
今回は、以上となります。
参考になれば嬉しいです。