こんな疑問が、ふと頭に思い浮かびました。
今でこそ毎日のように自分で淹れたコーヒーを飲んでいる僕ですが、もちろん最初からコーヒーが好きだったわけではありません。
むしろ、小さい頃は苦くて嫌いだったほど。
両親がコーヒーを美味しそうに飲んでいるのをみて、
「この人たちとは分かり合えないな」
なんて思っていましたから。笑
そんな僕ですが、いつの間にか自分で豆を買い、ミルで豆をゴリゴリ挽いて、お湯の温度や量なんかも気にしながらコーヒーを淹れることが習慣になっていました。
コーヒーの魅力について今まで深く考えたこともなかったのですが、時間に余裕ができたのでじっくり考えてみようと思います。
本記事では、
- 僕がコーヒーを好きになったきっかけ
- 僕が感じるコーヒーの魅力
- これからの人生でやりたいこと
以上のことについて書いていきます。
コーヒーを好きになったきっかけ
僕がコーヒーを好きになったきっかけは、大学一年生のときに経験したアルバイト。
当時、飲食店でのバイトもしていたのですが、あまりにも長い夏休みで時間を持て余していたので、短期バイトを始めました。
ネットの応募要項には「コーヒーメーカーの販売」「初心者OK」と。
この頃は別にコーヒーが好きだったとかではなく、単純に時給がいいからという理由でこの仕事に応募したわけです。
簡単な面接をした後、採用のメールをいただいて喜んでいたのも束の間、これがなかなか大変なバイトだったのです。
ネチネチ社員を見返したくて、必死に勉強
話すと長くなるので省略しますが、僕は思うようにコーヒーメーカーを売ることができず、一緒に仕事をしていた50歳くらいのおじさんにネチネチ小言を言われまくったのです。
これが悔しすぎて、見返してやろうと思って必死にコーヒーの勉強をしました。
(今思うとコーヒーの勉強よりも接客術とか学んだほうが売れたかもですね。笑)
まるで大学受験のようなコーヒー独学
たった1週間ですが、大学受験なみの気合いでコーヒーの勉強をしました。
本屋に行き、なけなしのお金でコーヒーの本を5冊購入。
バイトの時間以外は、むさぼるようにコーヒーの本を読み、実際に自分でもコーヒーを淹れてみたりしました。
運が良かっただけかもですが、バイト最終日には買い物に来ていた優しそうなおばあちゃんが
「お兄ちゃん頑張ってるから1台買ってあげる」
と言われ、泣きそうなくらい嬉しかったのを今でも覚えています。
ネチネチ社員を見返したいという、しょうもない動機ですが、これがきっかけで僕はコーヒーが好きになりました。
何冊も本を読み、何杯もコーヒーを味わったことで、気づいたらコーヒーが生活の一部になっていたのです。
コーヒーの世界にどっぷり浸かった大学時代
大学一年でこんな経験をしたもんだから、大学時代は毎日のようにコーヒーを楽しんでいました。
狭い部屋の中はコーヒーグッズでいっぱいでした。
コーヒーメーカー販売のバイトのときに、そこそこ勉強したのですが、やはりコーヒーの世界は奥深く、まだまだ知らないことだらけ。
自分の五感でコーヒーの世界を体験するうちに、次第にその魅力に気づき始めたのです。
僕が思うコーヒーの魅力
僕が思うに、コーヒーの魅力というのは
シンプルなのに、無限の可能性を秘めている
というところだと思う。
豆の品種や生産地、精製方法、焙煎の仕方、挽き方、抽出方法、使用する豆の量、お湯の温度、お湯の量、飲むまでの時間。
いろんな要素が複雑に絡み合い、一杯のコーヒーが完成するわけです。
こんな面白い飲みもの、他にないですよね。
例えば家でコーヒーを淹れるとして、同じ材料を使ったとしても、同じ味になるとは限らないんですよね。
コーヒーを飲むときの気分によって「今日はこんな味を狙ってみようかな」と考えるのも楽しいです。
また、その時の気分によって飲んだ時の印象が変わるというのも面白いところ。
悲しい時に飲むコーヒーは、いつもより深みのある黒色で、心を落ち着かせ現実と向き合う力を与えてくれます。
嬉しい時に飲むコーヒーは、心なしか赤茶色っぽく、果実の風味を感じる爽やかさを持っています。
ほんと不思議な飲み物ですよね。
なので繰り返しになりますが、僕が思うコーヒーの魅力は、「シンプルなのに、無限の可能性を秘めている」ということです。
これからやりたいこと
コーヒーの魅力に気づいたことで、夢が広がりました。
- 世界中のコーヒーを飲んでみたい。
- たくさんのコーヒー好きな人と会って、語り合いたい。
- コーヒー愛好家による「コーヒー愛好家のためのカフェ」みたいなのを作ってみたい。
- 「コーヒーの歴史」を感じられるカフェを作ったら面白いかも。
- コーヒーの魅力を、もっといろんな人に知ってもらいたい。
コーヒーというものに出会ったおかげで、僕は人生が楽しくなりました。
これからもいろんな形でコーヒーの魅力を多くの人に伝えていきたいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。